【ほっと越谷展示】性暴力と服装について考える展示「あなたは、何を着ていたの?」

11月12日から25日までの2週間は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。

今回の展示は、米国の倫理学者メリー・シマリングが、レイプ被害に遭った自分の体験を書いた「What I was wearing(私が着ていたもの)」という詩をヒントに始まったアート・インスタレーションです。これは「挑発的な服装をした若い女性が性暴力被害に遭う」という先入観をなくし、性暴力とその二次被害を防ぎ、「あなたは悪くない」というメッセージを届けることを目的としてスタートしたものです。性暴力の被害に遭ったサバイバーに被害時の服装について記述してもらい、そのイメージに近いのものを展示しています。

11 月 24 日に開催される講座「あなたは悪くない—そのとき何を着ていても」にご登壇いただく田中雅子教授が、性暴力被害者が声を上げにくい日本でもこの展示をしたいと、展示マニュアルを作成しているカンザス大学性暴力予防・教育センターから詩の日本語訳作成と開催許可をいただいたことで実現しました。

ほっと越谷情報ライブラリーにて展示中です。ぜひご覧ください。